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書いた人:Tomonau株式会社 代表取締役 西田 忠
AI検索対策を自社でやる場合と、外に頼む場合で何が違いますか?
結論から言うと、どちらがよいのですか?
測ることと、ページを整えることは、自社でできます。外に頼む値打ちが出てくるのは、同じ手順で測り続けることと、記事を増やし続けることの手が足りなくなってからです。
AI検索対策の作業は、大きく5つに分かれます。①測る ②機械が読み取れる形にページを整える ③会社が実在することを示す ④聞かれる言葉に合わせた記事を増やす ⑤自社サイトの外に、自社について書かれたものを増やす。このうち①②③は、手順が分かれば社内でできます。④と⑤は、続ける手が要ります。
外に頼むかどうかは、「やり方が分からない」ではなく「続ける手があるか」で決めるのがよいと考えています。
自社でやる場合、何ができますか?
次の3つは、今日から社内で始められます。やり方は、記事「AI検索対策とは何ですか?」の「自社でできることはありますか?」にまとめています。
1つ目は、測ることです。いくつかのAIに、会社名で聞く、業種とサービス名で聞く、困りごとの言葉で聞く、の3通りで自社について聞いてみてください。費用はかかりません。
2つ目は、見出しを質問の形にすることです。お客様が実際に打ち込む言い方で見出しを立て、その直後に答えを書きます。
3つ目は、会社の情報の書き方をそろえることです。サイト、名刺、登記、外部のサービス登録で、社名・住所・電話番号の書き方が同じかを見ます。
ここまでで足りる会社もあります。
自社でやると、どこで詰まりますか?
詰まりやすい場所は、主に次の3つです。
構造化データです。ページの内容を、機械が読み取れる決まった書式でサイトの裏側に書き添える作業です。書き方に決まりがあり、書き間違えると、書いていないのと同じか、それより悪い扱いになることがあります。サイトを触れる方が社内にいるかどうかで、難しさが変わります。
測り続けることです。1回測るのは簡単ですが、同じ質問を、同じAIに、同じ手順で聞き続け、記録を残して前と比べるのは手間です。AIの答えは日によって揺れるので、1回の結果では、手を入れた効果があったかどうかが分かりません。ここが、いちばん止まりやすいところです。
自社サイトの外です。ほかの場所で自社について書かれたものは、自社サイトをいくら整えても増えません。時間と、外に出ていく手が要ります。
外に頼むと、何が変わりますか?
速さと、続くことです。中身が一気に変わるわけではありません。
外に頼んで得られるのは、主に3つです。どこが弱いかを最初に見極められること。決まりのある作業を間違えずに進められること。そして、同じ手順で測り続ける手が確保できることです。
外に頼んでも変わらないものもあります。自社の強みは何か、誰に届けたいかは、社内でしか決められません。ここを外注先に任せきりにすると、どこかで見たような文章が並ぶサイトになります。AIは似た内容のページをたくさん見ているので、そうしたページは答えの材料に選ばれにくいと考えられます。
費用は、どちらが安いですか?
作業そのものは、自社でやるほうが安く済みます。
ただし、費用は金額だけではありません。社内の誰かが調べて、試して、書いて、測る時間がかかり、その方が本来の仕事に使うはずだった時間が減ります。そこまで含めて比べてください。
進め方としては、まず自社で①②③をやってみて、それでも足りないところが見えてから相談するのが、いちばん無駄がありません。何が足りないかが分かった状態でご相談いただけると、お見積りの範囲を絞りやすくなります。
どちらを選べばよいですか?
次のように考えると分かりやすいと思います。
自社でやるのが向いているのは、サイトを触れる方が社内にいて、月に数時間を続けて使える見込みがあり、まず現在地を知りたい段階のときです。
外に頼むのが向いているのは、サイトを触れる方が社内にいないとき、あるいは測って直すことを3か月続ける手がないときです。広告や表示に法令や業界の決まりがある分野で、気になる表現を先に洗い出しておきたいときも、外の目があったほうが安心です。表現が決まりに合っているかを最後に判断するのは、御社ご自身です。
決めきれないときは、測るところだけを外に頼み、直す作業は社内で行う、という分け方もできます。
途中で切り替えられますか?
できます。
途中まで自社でやって、続かなくなったところから頼むこともできますし、外に頼んだあとで社内に引き取ることもできます。当社にご依頼いただく場合は、何をどう直したかを記録に残してお渡しするのを基本にしています。何をお渡しするかは、始める前に書面でお約束します。
まず何をすればよいですか?
自社で測ってみることです。費用をかけずにできる最初の一歩です。
やってみて、結果の読み方が分からない、あるいは直す手が足りないと感じた段階で、ご相談ください。当社自身も、2つのAIに5種類の質問を1回ずつ、合わせて10回聞いて記録を取るところから始めました。その記録は、AI検索対策のページに載せています。